2006年12月14日

荻窪 ラーメン その2

荻窪を中心とする中央線沿線には、昭和初期から作家文人が多く住み、たびたび彼らのいきつけの店などが随筆に書かれて知られていた。
これらのラーメン店にも文化人のファンが多く、すでに1960-70年代には「春木屋」が映画監督の山本嘉次郎のグルメ本で紹介される等、荻窪ラーメンは比較的早くから一部では有名な存在であった。

荻窪ラーメンが全国的に知られるようになったのは、バブル期のグルメブームの裾野に巻き起こった全国的なラーメンブームで、テレビや雑誌等のメディアを通じてたびたび紹介されたことが大きい。

そのうち、1984年に放送された「愛川欽也の探検レストラン」という番組(テレビ朝日)は、単なる店の紹介にとどまらず、青梅街道沿いにある有名店「春木屋」と「丸福」とに挟まれ閑古鳥が鳴いていた「佐久信」というラーメン屋をどうかにかして繁盛店にしようと、メニューの改善、店舗改装、キャッチコピーの作成(糸井重里による「突然、バカうま」)等のいろいろな企画を立てるというもので、大きな注目を集めた(「佐久信」はすでに閉店。「丸福」も2005年に閉店した)。1985年に伊丹十三が監督した映画「タンポポ」は、この「佐久信」のエピソードをヒントにしたといわれる(なお、撮影に際しては「春木屋」を参考にしたという)。

posted by セザール at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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